2008年04月30日
けまり祭 1
談山神社 春の蹴鞠祭
談山神社は藤原鎌足公と中大兄皇子がこの山で談らい(かたらい)
「大化改新」の偉業を達成された場所
蹴鞠は 藤原鎌足公が、飛鳥法興寺の蹴鞠会(けまりえ)で、
中大兄皇子とはじ めてされ、「大化改新」の発端となったとの
故事にちなんで 談山神社で 毎年4月29日と11月3日に行われる
雅なお祭り。 いつもテレビのニュースで見るだけだったのが
今回ご縁を戴いて光栄にも来賓者として見せていただきました
昨日も NHK等取材の方々も来られていました
鞠を蹴る場所を鞠庭・(マリガカリ)と言い 鞠庭四隅に、高さ4~5mの
松・桜・柳・楓の木を植えるらしいのですが 今は 竹を(地鎮祭の時のように)
四隅に立てていました。 祭殿に もみじの木に祭られた 鞠(鹿革)をお供え
鞠を 蹴鞠保存会の方に渡される
保存会にの古参に手渡され 木から外す所を見えないように 着物の袖で隠して行う
蹴鞠は4人で行いその後ろに補佐として一人ずついて合計8人で遊ぶ。
まず、試し蹴りを行う
装束
鳥棺子(エボシ) 階級によって 型が違う(3種類)
鞠水干(マリスイカン)=上衣
生糸(練ってない)で紗と言う織りにする。色や紋・刺繍等を組合せて階級とした。
鞠袴(マリパカマ)
葛の繊維を煮て水に晒している。各種の色分けがあり、階級がある。
沓(クツ)
韈(シトウズ=足袋にあたる)の鞣皮の色により階級がある。
鞠庭に出入りするにも作法があり、蹴りかたにも作法がある
腰や膝を曲げず、足の高さも足裏の見えない程度にあげ
端正優雅に鞠を蹴る時のかけ声は、「アリ」・「ヤ」・「オウ」の
三声がある。
鞠の神の名を称え乍ら蹴って合図とする。
掛け声の長短・抑揚により鞠の受け渡しを正確にして、鞠を奪い合ったり受けそんじのないようにする。
つづく・・・
談山神社は藤原鎌足公と中大兄皇子がこの山で談らい(かたらい)
「大化改新」の偉業を達成された場所
蹴鞠は 藤原鎌足公が、飛鳥法興寺の蹴鞠会(けまりえ)で、
中大兄皇子とはじ めてされ、「大化改新」の発端となったとの
故事にちなんで 談山神社で 毎年4月29日と11月3日に行われる
雅なお祭り。 いつもテレビのニュースで見るだけだったのが
今回ご縁を戴いて光栄にも来賓者として見せていただきました
昨日も NHK等取材の方々も来られていました
鞠を蹴る場所を鞠庭・(マリガカリ)と言い 鞠庭四隅に、高さ4~5mの
松・桜・柳・楓の木を植えるらしいのですが 今は 竹を(地鎮祭の時のように)
四隅に立てていました。 祭殿に もみじの木に祭られた 鞠(鹿革)をお供え
鞠を 蹴鞠保存会の方に渡される
保存会にの古参に手渡され 木から外す所を見えないように 着物の袖で隠して行う
蹴鞠は4人で行いその後ろに補佐として一人ずついて合計8人で遊ぶ。
まず、試し蹴りを行う
装束
鳥棺子(エボシ) 階級によって 型が違う(3種類)
鞠水干(マリスイカン)=上衣
生糸(練ってない)で紗と言う織りにする。色や紋・刺繍等を組合せて階級とした。
鞠袴(マリパカマ)
葛の繊維を煮て水に晒している。各種の色分けがあり、階級がある。
沓(クツ)
韈(シトウズ=足袋にあたる)の鞣皮の色により階級がある。
鞠庭に出入りするにも作法があり、蹴りかたにも作法がある
腰や膝を曲げず、足の高さも足裏の見えない程度にあげ
端正優雅に鞠を蹴る時のかけ声は、「アリ」・「ヤ」・「オウ」の
三声がある。
鞠の神の名を称え乍ら蹴って合図とする。
掛け声の長短・抑揚により鞠の受け渡しを正確にして、鞠を奪い合ったり受けそんじのないようにする。
つづく・・・